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hima:// KAWAGOE in Los Angeles

空気が最高 じっとりしてないんだもん

いや本当に楽しかったよね

ほんっとに楽しかった。

でもえーと飛ぶ直前は部屋で死んでました。あまりにもプレッシャーだったのと、パスポートセンターを新宿都庁にしちゃったせいで、でかい建物と狭い建物に酔ってもうだめだった。自分が本当に海外に行くの?しかも台湾とかアジアからじゃなくて完全英語圏ロサンゼルスもど真ん中に、行くんですか…?という…。現実感のなさからスーツケースも本当に前日とかに買った。何が必要かわかんないからアドバイスいっぱい聞いて、とにかく水に流れるティッシュとか買った…。

概要なんだけど、今私がキャラクターデザインを担当しているOTAQUEST(https://www.otaquest.com/)の主催するライブがありもうして、んで錚々たるメンバーの中、後夜祭的なDJイベントで☆Taku Takahashi さんのDJに合わせてデジタルライブペイントをVJチームと息を合わせてやる。ってなもんです。

キャパ2500。いいですか、ホールですよ。田舎のバンドマン風情程度のモンが、ホールですよ。満員でしたよ。

ぜんっぜんリハもできなくて、当日になって私の返しモニターはつかねえわ、そういうトラブルシューティング、いっぱい反芻してたけど、今となりゃ一番必要だったのはタイマーでしたわね…。あとVJチームとも場所が離れすぎて連携がとれない。ステージ上からライン何度か飛ばし合いました。

でもまあ、仕込みがあったおかげもあり、なんとかやり遂げる事が出来ました。またやりたい。またやるってなったらウズウズしちゃう。でもちょい、日本でやりたいぜ。

淡々と描いてても楽しくないだろうと思ってたくさん拡大縮小が必要な構図にした。全身を描くと、艶めかしく足までのアングルで見せることも可能なのだ。いいでしょう。そして顔のアップは大胆に。瞳の描き込みはみんなが息を飲むように。

緩急をつけながら。

楽しかった。そして私は4日間の滞在だけど、結構英語が聞き取れるようになった。超最後の方ね。

ハプニングといえば、3日夜のステージが終わってもう夜も2:30とかそんな感じで、モーテルに帰ってきて、カードキーが反応しない。通訳はこの動画とってくれてたシュウさんがほぼ全部やってくれてた中で、真夜中。足パンッパンでカードキーがあかない。

んで5F(すげえ雑移動するエレベーター)からフロントのある1Fに戻る(確か1Fって表記じゃなかった気がする)。

「エクスキューズミー、ディス…ディス(今は当時の1/10の英語力であり当時もクソ)カードキー is ノー(反応にあたる言葉っぽいなんんか。ノードアオープンとかそんな感じだったろうか)。

「That was a shame. I'll make a new card key now.(それは申し訳ないことをした。今新しいカードキーを作るよ。)」これは覚えてないので意訳である。「Thank's…! Soory...」表情にバリエーションがあるタイプでよかった。そしてそのキーを持ち5Fへ戻った。

まだ開かない。

嘘だろう。まあ嘘でもなんでもこういうことはある。フロントへまた赴く。どう考えてもエレベーターが速い。

「イクズキューズミー…」(さっきよりちょっとマシっぽい英語)「ワンモアトライ…ドントオープンザドア…」悲壮感を持て口頭する。

「Oh...」もっかい発行されるカードキー。「ソーリー!サンクス!」どう考えても帰れるだろう我が部屋に…。

開かない。

どういうこっちゃ。こちとら足が限界なんじゃ。また戻る

「Excuse me〜〜〜!!!泣泣泣」

泣き寸前である。マジ泣き寸前である。足もメンタルも限界だった。そしてようやっと、フロントのナイスガイはちょっと笑いながらウィズミーしてくれたのであった。原因はカードキーリーダーのバッテリー切れらしい。なんでもあけちゃう鍵であけてくれた。「Thank you... マジ感謝…」と言わんばかりってかいってたかもしれないが。

シャワー室しかないバスルームに入る。マジ無理脚がマジ無理。ふうと息つく間もなく、部屋のブザーが鳴る。

…ええ?もう3:00ですよぉ…。どんなにランクが高いモーテルだってこれ…え…だいじょうぶ???

うわ〜〜〜〜〜この身の上、日本じゃガチムチ(意訳)で通ってるけどぶっちゃけアメリカじゃ普通体型でおまんがな…もはやか弱さも感じられるくらいの…あ〜〜〜LA移住してえそんなこんじゃなくて何!?なんなんですかこんな時間に…

でも俺は…日本人根性みたいなものでドアをあけた。そしたらでけえ現地人がおった。

「わわわわわわワッツ???」「I'm security.」「ユア security!?」「ほにゃらら(バッテリーの充電にきたよ)」

「そうでっか…」

びっくりした。びっくりした。いや〜〜〜〜〜〜〜〜びっくりしちゃうよ。こんなもんでビックリよ。

LA在住秘話はこんなもんで、THE西海岸のサンタモニカに行って、「今まで静岡の海岸で、”むこ〜〜〜〜〜〜がアメリカか…”と思ったところに立ってんな…」とか思ったり、やっぱVJベンゼンはすごかった。やってても見てても西海岸で遊んで銃撃ちに行ってそのものが不発でも、クソっぽいVARも、あり得んくらいの量を出してくるアメリカの朝飯屋も、ぜ〜〜〜〜〜〜んぶ楽しかったな。

これも全部、調子こいて絶対にあなたについてくって行った今年の私か。

☆Takuさんありがとう。その☆、://と共感が深くて好きです。

これからの私の活躍に大きく関わったLA進出。諸々楽しみにしていてくださいね。

今日はこの辺で。

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